ローマでマリトッツォがおすすめの名店 Regoli Pasticceria訪問レポ

そんな皆さんに、イタリア在住の筆者がマリトッツォが大人気のローマのお店、Regoli Pasticceria（レーゴリ・パスティッチェリア）をご紹介したいと思います！

マリトッツォについて

日本でも一時期大ブームとなったマリトッツォ。

柔らかくふわふわのパンにたっぷりの生クリームを挟んだこのスイーツですが、実はローマが州都であるラツィオ州発祥と言われています。

イタリアではデザートとしてはもちろん、カプチーノと一緒に朝食として食べるのも定番です。

Regoliの訪問レポ

そんなマリトッツォの聖地ローマにて、100年以上前からマリトッツォを提供する大人気のお菓子屋さんがRegoliです！

2022年にはイタリアの洋菓子店TOP50に選ばれ、ティラミス部門では15位を獲得するなど、マリトッツォだけではなくその他のスイーツにも定評がある実力店。

お店は二つに分かれており、左側がパスティッチェリア（お菓子屋さん）、右側がカフェ兼ジェラテリア（ジェラート屋さん）となっています。

Regoliの基本情報

以下、基本情報です。

ローマのテルミニ駅から南に徒歩10分とアクセスしやすいエリアに位置しています。

ホテルが遠い方はLimeの活用も検討してみてください。

Regoliのシステム

こちらのお店は朝7時からオープンしており、朝ごはんとして食べにくるイタリア人も多いです。

人気店で朝イチから飛ぶようにマリトッツォが売れていくので、確実にRegoliのマリトッツォが食べたい方は朝イチ（遅くとも9時まで）に行くことをおすすめします！

（実体験として、土曜の11時過ぎに行ったときには既にマリトッツォは完売。日曜に9時に行った際にはまだ十分数がありました。）

テイクアウトする方

お店の左側の入口（PASTICCERIAと書いてある方）から入り、注文しましょう。

カフェで店内飲食する方

お店の右側の入口（GELATELRIA、CAFFEと書いてある方）から入り、奥にあるレジで注文。先にお会計を済ませてからカウンターで品物を受け取り、基本的にはそのまま立ってカウンターで食べます。（店内奥と店先に若干数の座席がありますが、十中八九埋まっているでしょう…）

え、立って食べるの？と思われるかもしれませんが、カフェで立って飲食するのはイタリアではかなり一般的なことです。

イタリア人になったつもりでカフェでの立食を楽しんでみましょう！

Regoliで注文したもの

僕は妻と二人でこちらを注文しました。

• マリトッツォ大（Maritozzo grande）…3.5ユーロ（約500円） x 2
• カプチーノ（Cappucino）…1.5ユーロ（約200円） x 2
  
  →合計10ユーロ（約1,500円）

※為替150円/ユーロ計算

食べ物はマリトッツォ以外にクロワッサンなどもありました。飲み物はこちらのメニューにある通り、種類が豊富で値段もリーズナブルです。

Regoliの感想

✓おすすめポイント

• マリトッツォ大はすごく大きく（20 x 10 x 10cmくらいはあった気が）お得感あり。でもペロリといける。
• 生クリームは甘さ控えめで見た目に反して非常にすっきりした味。ミルク感が強くて個人的には大好物。
• オレンジの成分が練りこまれているのか、コッペパンは爽やかな柑橘系の香りがしてクリームとの相性抜群。
• 本格的で美味しいカプチーノがたった1.5ユーロでお得感あり。
• 超忙しいのに店員さんのチームワークがよく、店内が非常にいい雰囲気。

✓気になったポイント

• 店内がめちゃくちゃ狭く、ゆっくりはできない。（逆に言うと回転は速い）ゆっくりくつろいで食べたい人は左側のお菓子屋さんの方でテイクアウトしてホテルで食べるのがおすすめです。
• 基本的にカウンターで立って食べることになるのですが、すぐ後ろにはレジ待ちの行列で人がいのでスリには気をつける必要があります。

✓総評

ミルク感が強くさっぱりとした生クリームと柑橘の香りをまとった軽いコッペパンの相性がとても良く、甘くてこってりしたものが多い日本のマリトッツォより圧倒的に美味しかったです！

ローマに行ったらまた必ず立ち寄りたい、おすすめのお店です！

まとめ

改めて、今回ご紹介したRegoli Pasticceriaはこんなお店でした。

Regoli Pasticceria

甘いものを食べたら塩気のあるものが食べたくなりますよね！

せっかくローマに行くならローマ発祥のカルボナーラは必食。人気の2店舗の訪問レポを書いたのでこちらもぜひチェックしてみてください！

皆さんのローマの旅が最高のものになることを祈っております！