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ベネチア観光の目玉の1つといえば、ゴンドラ乗船体験。
しかし、料金が高いため、どうすれば安く楽しめるかを悩む方も多いはずです。
この記事では、ゴンドラの料金体系から安く乗る裏技、さらにお得な予約サービスを活用する方法までを徹底解説します!
ゴンドラの料金体系を解説
まずは、ベネチアのゴンドラの料金体系について基本情報をお伝えします。
- ゴンドラに乗る方法は、①貸し切り、②相乗り(主にツアー)の2つ。1艇あたり6人まで乗船可。
- 料金は1艇あたりいくらという形なので、乗船人数が多い方が一人あたりの料金がお得。
- ベネチアのゴンドラには公式料金あり。(価格は2025年2月現在)
- 昼間:90ユーロ/30分
- 夜間:110ユーロ/30分 ※19:00以降
- カンツォーネ(イタリアの歌)付きのゴンドラ・セレナーデは更に高額。
しかし、場合によっては上記の価格通りにいかないケースがあります。
【公式料金通りにいかないケース】
- 特別コースをリクエストする場合
- 標準的な時間(30分)から延長する場合
- 観光のトップシーズンで混雑が激しい場合
- 相手がぼったくろうとしている場合(特に言いくるめやすそうに見える日本人は注意)
なお、ぼったくりについてはベネチアのゴンドラ協会が取り締まりを厳しくしているようですが、未だにトラブルは発生しているようです。
ゴンドラを安く体験する3つの方法
ゴンドラの料金体系と注意点が分かったところで、次は料金を安く抑える方法について見ていきましょう。
1. グループで料金を分割する
家族や友人と複数人でベネチア旅行へ行く場合、まずは各グループでバラバラになるのではなく、一緒に乗って費用を均等に割ることを考えましょう。MAXの6人で乗ることができれば一人あたり15ユーロで乗ることができます。
2. 相乗り(シェアライド)で費用を抑える
同行者がいない場合は、他の旅行者との相乗りをすることで、1人当たりの負担を減らせます。
といってもその場で知らない人に声をかけて相乗りするのは難しいので、GetYourGuideなどで相乗りサービスを探しましょう。サービスの手数料が少し乗っかりますが、予約サイト上の相乗りプランなら、1人35ユーロ程度で楽しむこともできます。
タイミングによっては旅行サイト上でセールが行われている可能性もあるので定期的にチェックしてみましょう。
3. 安い時間帯を狙って交渉する
早朝やランチタイム直後は観光客が少なく、ゴンドリエーレも暇をしているため、価格交渉がしやすくなります。
逆にベネチアの街が非常にロマンチックな表情を見せる夕暮れ~夜の時間帯になると、ゴンドラ需要が多くなるため価格交渉は困難になります。
これらの方法によって、出費を抑えつつゴンドラ体験をすることができます。
ゴンドラの代替手段としてのヴァポレット(水上バス)

それでもやっぱり高いな…という人には、以下の水上体験もゴンドラの代替手段として人気です。
- ヴァポレット(水上バス):運河を楽しみたいなら、9.5ユーロから利用可能。乗り放題チケットもあるので、景色を見るにもGood。
- トラゲット(簡易ゴンドラ):運河横断用で、1回わずか2ユーロ。乗船時間は一瞬なので景色を見るには不適。
特にヴァポレットはコスパと効率を求める方にはおすすめです!

ヴァポレットはベネチア観光の主な移動手段です。
ゴンドラに特にこだわりがない方はヴァポレットからでも十分綺麗な景色を見ることはできます。例えば、夕暮れ直後にサンマルコ広場近くの駅から乗った場合以下のような景色を見ることができます。


ムラーノ島などへの観光も考えている場合はいずれにせよヴァポレットで移動をすることになると思いますので、乗り放題チケット(€25/24時間, €35/48時間, €45/72時間, €65/7days)を買っておくと移動手段としても観光手段としても高いコスパが得られます。(価格は25年2月時点)
最新の価格はヴァポレットの運行会社の公式ページを確認ください。
なお、ヴァポレットのチケットはベネチア本島内に沢山あるヴァポレットの駅にある券売機で購入できます。
まとめ:賢くゴンドラを楽しんでベネチア観光を満喫しよう!

この記事では費用を抑えてゴンドラを楽しむ方法、そしてゴンドラ以外の水上体験の選択肢についてご紹介してきました。
まとめると以下です。
- 「ゴンドラにどうしても乗りたい!でも費用を抑えたい!」という方
→GetYourGuideやベルトラを活用して、相乗りプランを予約
- 「別にゴンドラじゃなくても水上から綺麗な景色が観れたらいい」という方
→移動手段としての利用を兼ねて、ヴァポレット(水上バス)の乗り放題チケットを購入
この記事の内容を踏まえて、予算内で最高のベネチアの思い出を作ってください!