この記事のポイント
- 港への到着は余裕をもって、2時間前までに移動するのが吉
- 移動はUberがおすすめ。シアトル中心部からの移動手段はUber(15~20分、30ドル)か電車+徒歩(20+20=40分、3ドル/人)。※シアトル空港からなら上記+電車移動が必要(+50分(3ドル/人)
- 船には11時頃から乗船可能。早めに乗った場合はランチも可能。
- 飲み物の持ち込みには注意が必要。水筒は持参がおすすめ。
- プリンセスクルーズ公式アプリのダウンロードは事前に。
港へのアクセス(シアトル中心部より)
11:40 ホテル出発 → 12:00 港到着(Uber移動)

ロイヤルプリンセスの出航時間は15時。
チェックイン時間について明確な情報はないものの、調べてみると11時頃から14時頃までのようでした。万が一にも乗れないと嫌なので私たちは早めに移動することに。
乗船する港(Cruise Terminal Pier 91)はシアトル中心部の北西にあり、車で15~20分ほど。
(ちなみにシアトル空港からシアトル市内までは電車で50分ほど、3ドル/人)
ホテルのチェックアウトは時間がありがたいことに12時だったので、午前中はカフェへ行ったりお土産を買ったりしながら気ままに過ごし、11時半過ぎにUberを呼んで移動しました。
私たちが泊まったホテルはこちら>Crowne Plaza Seattle – Downtown by IHG
ちなみに私たちの泊まっていたホテルにはロイヤルプリンセスに乗るアメリカ人の団体客5~60人ほどが宿泊しており、彼らも出発に向けてロビーに大挙していました。きっと12時出発だったんだろうと思います。
さて私たちのUber移動ですが、Googleマップでは当初15分の予定だったものの、やや道が混雑したこともあり結果的には20分ほどかかりました。料金は30ドル。
私たちのように個人手配の方の場合、シアトル中心部から港への移動手段はUber以外に、電車+徒歩で行く方法がありますが、最寄りの駅から港までは距離があって荷物と共に20分ほど歩く必要があるのでかなり不便。Uberでの移動が楽です。
なお、シアトル空港⇔港間の移動の場合は、プリンセスクルーズ手配のシャトルバスが運行していますが、片道一人当たり$44と割高+出発数日前までに公式サイトから予約が必要のようです。
シアトル空港から市内までは電車で約50分、一人3ドルで移動できるので、安く済ませたい方はご自身で移動も十分できると思います。
チェックインの流れと所要時間
12:00〜12:35 チェックイン(約35分)
Uberを降りるとすぐ目の前には驚くほど大きな客船、ロイヤルプリンセス!

豪華なマンションのようで、こんな巨大な建造物が海の上を動くのかと思うとワクワクで胸が高鳴りました。その高さはなんと水面からで40m以上とのこと。
12時着は早い方かと思っていたものの、既にチェックイン待ちの長蛇の列ができていました。同じタイミングで別のクルーズ船のチェックインも行われていたので、並ぶ列は間違えないように注意。預入荷物の有無でもチェックインの列が違うので、並ぶ列を確認してから並び始めることをおすすめします!
チェックインの最初の手続きは予約情報の確認と顔写真の登録。こちらはオンラインで事前登録が可能で、我が家は事前対応済みだったので1つ目の窓口は短時間で通過できました。

パスポートと予約情報はすぐ出せる位置に。写真撮影を求められるので帽子などは外して並ぶと早いです。
次は手荷物検査。空港と同じように荷物を機械に通し、自分もゲートを通ってセキュリティチェックを行います。

飛行機と違うのは液体物の持ち込みができること。クルーズの旅客運送約款にも何がOKで何がNGか書いてありますが、我々はワイン2本とコカコーラのミニ缶6つを持ち込みました。
- 持ち込み可能◎
- ①炭酸水・ジュース・牛乳・お茶など、缶または紙パックに入った非アルコール飲料
- ②750mlのワイン・シャンパン(20歳以上の乗客一人につき1本)
※①②いずれも手荷物の場合のみ、かつ乗船当日のみ
- 持ち込み禁止×
- 開封済みの飲料
- ワイン・シャンパン以外のアルコール類(ビール、日本酒、ウイスキーなど)
※予約済みの方はManage Booking(予約管理)機能にログインし、ご自身のクルーズに適用される旅客運送約款をご確認ください。
「なんでペットボトルはだめなの?」と私たちも疑問に思いましたが、調べてみるとペットボトルは中身をすり替えてアルコールを持ち込むのが容易で、過去に水などのペットボトルにウォッカなど透明なお酒を持ち込むケースが多発したことが背景のようです。有料の飲み物はクルーズ会社の大切な収益源であるため制限をかけているようです。
ただ実際は私がホテルから持ってきてカバンから出し忘れていたペットボトルの水1本は没収されませんでした。笑
持ち物検査が終わるとカウンターで再度パスポートと予約情報のチェックを受け、そこでメダリオンと呼ばれるバッジ型のデバイスを受け取ります。

メダリオンには様々な機能が備わっており、これから1週間のクルーズで必須となる大事なものです。くれぐれも紛失しないようにしましょう!

- 客室のスマートキー機能:自室に近づくとセンサーが感知して自動解錠される
- GPS機能:船内のどこに自分がいるかがアプリですぐ分かる
- 非接触決済機能:船内の支払いはすべてメダリオンで可能。財布を持ち歩く必要なし
12:40頃 いよいよ乗船!
チェックインを全て済ませるといよいよ乗船です。
乗船直前には記念撮影をしてくれるスタッフの方がいます。クルーズ中はこのような写真スタッフが多くいますが、撮ってもらうのは無料ですので料金のことは気にせず沢山撮ってもらいましょう!
撮ってもらった写真は、プリンセスクルーズ公式アプリ上にて閲覧・購入できます。
(チェックイン時に登録した顔写真データから被写体の人物をAIが自動判別してアプリにデータ連携してくれるようです)

こちらは購入せずにスクショしただけものなので透かしが入っていますが、悪しからず、、、。
さて、写真を撮り終えていよいよ船内に入ります!

船内に入ると高級ホテルのような上品な空間が広がっていて、これからのクルーズに期待が膨らみます!中には既にお酒を片手にくつろぐ人も沢山いました。

乗船したのは船のDeck7、つまり7階。私たちの部屋は11階だったのでエレベーターで上がります。エレベーターはめちゃくちゃ沢山あるものの、混み合う時間ということもあってなかなか乗れず。
13:00頃 入室

私たちが泊まったのはインテリアルームと呼ばれるバルコニーや窓の無い船内中心部の部屋。バルコニー付きとなると一気に値段が跳ね上がるので、今回は最安のお部屋で節約です。
部屋は「広い!」ということはないものの、特段窮屈さを感じることもないサイズ。清潔感もあって、必要十分なお部屋でした。
その他、お部屋についてもポイントは以下の通り。
- 歯ブラシやスリッパなどのアメニティは無い
- 枕元にはコンセントなし
- ヘアドライヤーはバスルームではなくテレビ下の引き出しの中
部屋で一息ついたらいよいよ船内を探検しにいきます。
船内の様子
まず向かったのは最上階である16階。

海上から40mほどの位置にあるガラス張りの床。クルーズ中は真下に海が見えます。

プールとジャグジー。奥にはシアトルの街並みが見えます。からっとしたいい天気で最高に気持ち良い。

写真撮影をしたりボーっと景色を見ていたらあっとゆう間に時間が過ぎます。
15時過ぎになると「ボー」っと汽笛が鳴り、船が出発。いよいよ念願のアラスカクルーズが始まります。
初日の夕食(ビュッフェ)
17:30 ビュッフェへ
ランチのタイミングを見失ってしまったので、少し早めの夕食を取るためビュッフェへ。
ビュッフェはいくつかのゾーンに分かれているのですが、びっくりするくらい広いです。(広さが分かる写真を撮り忘れたのを後悔)時間が早めということもあり、空いていました。
ビュッフェはクルーズ料金の中に含まれているため、追加料金なしで楽しむことができます。色々な種類の料理があり、どれも美味しそう。

葉物の生野菜も新鮮です。

サラダ系も充実。

スイーツも沢山ありました。

好きなものをモリモリ盛って、窓際の席で海を見ながら頂きます。

ビュッフェでのドリンクですが、無料ドリンクはコーヒー、紅茶、水、レモネード、アイスティー、オレンジジュース、アップルジュースなど。アルコールを含めその他の飲み物は有料で、ビールは目安8〜9ドルほど。
料理を実際食べての感想ですが、かなりレベルが高いと思いました。もちろん中にはちょっと塩辛すぎるな…というものはありました(特にスープ系)が、全体的な料理の味、品数、質としては申し分なく、これからの1週間食べ物で残念な思いをすることはないと確信しました。
夕食をゆっくり食べながら、少しずつ移り行く外の景色をぼーっと眺めるのはとっても贅沢な時間でした。
ちなみにネットはシアトル出発後、3時間ほどはアメリカのAT&Tの回線が普通に繋がりました。私たちは船内の有料WiFiを買う予定をしておらず、海上ではネットが繋がらない状態になってしまうので、このタイミングで慌てて3日目のジュノーでのアクティビティを予約しました。
1日目終了
ビュッフェを食べてゆっくりした後は部屋に戻って1日目は終了。明日は1日移動日です。
船内アプリとWi-Fiについて

プリンセスクルーズには公式アプリがあり、ログインすることで船内の様々な場面で使用することができます。電波があるうちにダウンロードしておくのがおすすめ。
(ただ評価の低さに表れている通り、正直UIが微妙で使いやすいアプリではありません…)
Google Play : Princess Cruises
アプリの船内での使い方は、①機内モードに設定→②船のWiFiに接続の2ステップ。
船内のWiFiはうまく設定されているのか、このアプリに関しては無料でデータ通信できるものの、他のアプリは有料課金しないとデータ通信できません。
アプリ上でできることは、ざっと以下の通り。
- 船内イベントの確認
- レストラン予約
- 船内地図と自分や家族の位置情報の確認
- 乗客同士のチャット連絡
- 有料WiFiの購入
- スタッフが撮ってくれた写真の確認・購入など。
チャット機能や位置情報機能があるので、WiFI課金せず電波がない状態でも同行している家族や友人と船内で連絡を取ることは可能。万が一はぐれても安心です。
FAQ
Q:窓なし部屋は不便ですか?
A:部屋のモニターからBridge Camで外の様子が見えるので不便は感じませんでした。必要十分な広さで、清潔感もあり、静音性も良好だったのでリーズナブルにアラスカクルーズを楽しみたい方にはおすすめです。
Q:部屋でのどが乾いたらどうしたらいいですか?
A:私たちは水筒を持参し、ビュッフェなどで汲んだ水を飲んでいました。水筒は必須だと思います。
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