トリノの名店 Scannabueの訪問レポ

イタリアのグルメ
イタリアのグルメ

今回はトリノの名店、Scannabueの訪問レポです!

2018年からミシュランビブグルマン(価格以上の満足感が得られる料理)に選出され続けており、その実力とコスパの良さは折り紙付き。

結論としては、僕も絶対に再訪したいくらい超おすすめのお店です!

この記事では特に美味しかった料理や訪問の際の注意点などについてご紹介していきます!

✓基本情報

  • 住所:Largo Saluzzo, 25/h, 10125 Torino TO, イタリア
  • 営業時間:12時15分~14時15分、19時30分~22時30分
  • 定休日:不定休
  • 予約方法:公式サイト
  • 公式サイト:https://www.scannabue.it/en/home-english/
  • 予算:30~40ユーロ/人

✓アクセス

トリノのチェントロから少し南に外れたところに位置。ポルタ・ヌォーバからさらに徒歩8分ほどと、観光地からのアクセスは残念ながら今ひとつです。

Scannabueの訪問レポート

予約の有無

  • 予約は必須です!
  • 昼も夜もそれぞれ二部制となっています。
  • ランチは12:30と14:30、ディナーは19:30と22:30
  • 僕たちは公式サイトから19:30に予約して訪問しました。

店内の雰囲気

モダンで上品な内装。

奥にある一番広いホールは床が特徴的なデザインでした。

ただそちらはテーブルが薄い金属製だったのと、ランチョンマットが紙だったせいでちょっとカジュアルな印象になっていました。布製のテーブルクロスが敷かれていればもっと上品なのにな~と少し残念に思いました。

また奥のホールは隣の席との距離が狭く、やや窮屈に感じる人もいるかもしれません。予約の際に広めの席を希望するといいかもしれません。

でもこうした些細なことは全部気にならなくなるくらい、とにかく料理が美味しいです。

注文した料理と感想

牛肉のタルタル(Battuta al coltello)

✓価格
12ユーロ

✓感想

  • 牛の生肉はコリコリとさえ言える超新鮮な食感で一発目から驚き。
  • イタリアンパセリ、アンチョビ、にんにくで作られた緑色の特性ソースがとにかく美味しいです。
  • マヨを付けてもまた味わいが変わって二度おいしい。

ヴィテッロ・トンナート(Vitello tonnato)

トリノの名物グルメ、Vitello tonnato(ヴィテッロトンナート)

✓価格
13ユーロ

✓感想

  • 仔牛のローストビーフにツナソースがかかったトリノ名物の一品。
  • ローストビーフはめっちゃくちゃしっとり柔らか。
  • ただツナソースはぴったり想像通りのツナマヨ味。美味しいものの、ソースの味はそこまで他のお店との差はないかも。

ソーセージとネギのタヤリン(Tajarin salsiccia e porri)

✓価格
14ユーロ

✓感想

  • 豚肉、ネギ、ココナッツミルク、バターのソースがめちゃくちゃ美味しい。感動レベル
  • タヤリンというのは卵をたっぷり使うトリノ名物のパスタですが、この麺が食べたことのないタイプで超感動。かなり細麺なのにアルデンテで触感はきちんとあって、なんというか超上品なお蕎麦を食べているような感覚でした。
  • これは絶対にもう一度食べたい超おすすめの一品!

豚ほほ肉の煮込みとマッシュポテト(Guancia brasata e pure)

✓価格
18ユーロ

✓感想

  • 豚ほほ肉は歯が要らない程までホロホロに煮込まれている。上に粗い岩塩がひとつまみかかっていて、これがまた味と触感のいいアクセントに。
  • マッシュポテトはバターの良い香りがしてほのかに素材の甘みがあって上品。
  • バルベラ(ピエモンテ州の赤ワイン)で作られたソースはフルーティーな酸味が僅かにあって、豚の脂・マッシュポテトのバターの濃厚さの中にいい感じのアクセントになっている。
  • これもまた食べたい一品!

グラスワイン

✓価格
ネッビオーロ2杯…11ユーロ
バルベラ1杯…4ユーロ

✓感想

トリノ料理にはやっぱりピエモンテのワインですね。詳しい銘柄は忘れてしまいましたが、どれも料理との相性は最高でした。

パンナコッタ(Panna cotta)

✓価格
5.5ユーロ

✓感想

  • これまでの人生で一番美味しいパンナコッタでした。
  • 素材の味が活きていて、無駄なものが一切入っていない味。
  • 口どけが超絶妙。スプーンですくえる固さでありながら、口に入れるとびっくりするくらいすっと溶ける。ぶりんぶりん。
  • カラメルがほろ苦く、香ばしさもあり優しいパンナコッタと相性抜群。
  • 甘党ではない僕ですが、これは冗談抜きで毎日食べたい。
  • 絶対にまた食べたい一品!

エスプレッソ(Caffe)

✓価格
2杯で5ユーロ

カップがトリノらしくてかわいかったです。

お会計金額

サービス料(Coperto)も含め、2人分のお会計は87.5ユーロ(14,000円)でした。

日本の感覚からするとちょっぴりお高めかもしれませんが、本当に美味しい料理を楽しめたので大満足でした。感じた価値からすると、この値段は全く高いと思いません。

接客・サービス

高級店という訳ではないので、接客は最初からあまり期待していませんでした。

とは言え、特に悪くもない普通の接客という感じだったので、イタリアにしては十分及第点でしょう。

総合評価とおすすめポイント

✓総合評価

Scannabue ★5.0(超絶おすすめ!)

頼んだ品全てが美味しかったし、感動レベルの料理にも複数出会えた。接客も悪くはなく、プライベートで美味しいピエモンテ料理を食べに行くにはもってこい。

✓こんな人におすすめ

  • 少しだけ値が張ってもその分美味しいピエモンテ料理を食べたい人
  • 高いレベルのコスパを求める人
  • 高いレベルのサービスより料理の美味しさを重視する人

✓おすすめのシチュエーション

  • 友人・家族とのちょっと特別なランチ・ディナー
  • カジュアルなビジネス会食

テーブルが少し狭く隣の席との距離が近いので、フォーマルな会食には不向きかもしれません。

✓注意点

  • 予約必須です。またランチもディナーも二部制です。(ランチは12:30 or 14:30、ディナーは19:30 or 22:30)

✓基本情報(再掲)

  • 住所:Largo Saluzzo, 25/h, 10125 Torino TO, イタリア
  • 営業時間:12時15分~14時15分、19時30分~22時30分
  • 定休日:不定休
  • 予約方法:公式サイト
  • 公式サイト:https://www.scannabue.it/en/home-english/
  • 予算:30~40ユーロ/人

以上、Scannabueの訪問レポでした!

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