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フィレンツェは、ルネサンスの街として知られるだけでなく、美食の街としても有名です。
畜産物やワインなど、地場の素材を生かした料理や、歴史とともに育まれた独特の食文化は世界中の人の胃袋をがっちりと掴んで放しません。
この記事では、フィレンツェで絶対に食べるべき名物グルメと、それらを楽しめるおすすめレストランを紹介します!
次回の旅行計画の参考に、ぜひご覧ください!
フィレンツェの食文化の特徴
フィレンツェを中心とするトスカーナ地方では農業が盛んで、世界的に有名なワインやオリーブの生産地でもあります。
農民の素朴な食文化に中世に栄えたメディチ家の豊かな食文化が融合したものが今のトスカーナの食文化であり、ひとことで表すなら「シンプルかつ素朴でありながら上品」という感じ。
トスカーナ料理は、塩・コショウ・オリーブオイルでの極めてシンプルな味付けが基本で、素材そのものの味を楽しむことができるものが多いです。一口食べるだけでもトマトやお肉など、素材本来の味わいが感じられて驚くことも多いです。
トスカーナ料理ではお肉がメインとしてよく食べられますが、「トスカーナの豆喰い」という言葉があるくらい、豆もスープやサラダ、煮込み料理などの料理で好んで使われます。
フィレンツェで絶対食べたい名物グルメ7選
ここからはフィレンツェで絶対に食べたいトスカーナ料理を7つ厳選してご紹介します!
1. ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ
ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナは、肉厚なTボーンステーキを炭火で焼き上げたフィレンツェを代表する名物料理です。外は香ばしく焼き上げられ、中はジューシーなレア状態で食べるのがフィレンツェ流。
フィレンツェのビステッカを語るうえで欠かせないのがトスカーナが誇るブランド牛「キアニーナ牛」。脂肪分が少なくあっさりしているのに、しっかりした旨味があって柔らかい、そんな肉質は他ではなかなか味わえませんよ!
✓おすすめレストラン
Trattoria 13 Gobbi
クラシックな雰囲気で本格的なビステッカを堪能できます。詳細な訪問レポートについては以下の記事をどうぞ!
Trattoria 13 Gobbi
Via del Porcellana, 9R, 50123 Firenze FI, イタリア
営業時間:12:30-15:00、19:30-23:00、不定休
2. ランプレドット
フィレンツェのB級グルメの代表格。牛の第4胃袋(ギアラ・赤センマイ)を香味野菜と一緒に煮込み、パンに挟んで食べるサンドイッチスタイルが一般的です。
トラットリアやフィレンツェ中央市場などの屋台で気軽に味わえ、地元民にも観光客にも人気です。
✓おすすめスポット
Da Nerbone
フィレンツェ中央市場内にある地元の人々で賑わう屋台で、新鮮なランプレドットをどうぞ!
Da Nerbone
Piazza del Mercato Centrale, 50123 Firenze FI, イタリア(フィレンツェ中央市場内1階)
営業時間:8:30-15:00、日曜定休日
3. パッパ・アル・ポモドーロ
トスカーナパンとトマトを煮込んだシンプルなスープです。
家庭料理の定番で、パンの素朴な風味とトマトの酸味が絶妙に調和しています。
4. トリュフ料理
フィレンツェはトリュフ料理が豊富な地域でもあります!
黒トリュフの旬は12月~3月。冬に採れる黒トリュフに比べるとやや香りは劣るものの、5~8月にもサマートリュフが収穫されます。
10月中旬から12月頃には、超高級食材の白トリュフが旬を迎えます。白トリュフは北イタリアと中央イタリアの限られた地域でしか採れない貴重品で、黒トリュフ以上に芳醇な香りが特徴です。
ということで、どの時期に行ってもイタリアではトリュフを使った料理が楽しるので、フィレンツェを訪れた際には是非トリュフ料理を楽しんでみてください!
✓おすすめレストラン
Osteria Pastella
目の前で仕上げてくれるチーズのパフォーマンスと生パスタが有名な店。詳細な訪問レポートについてはこちらの記事をどうぞ!
Osteria Pastella
Via della Scala, 17 R, 50123 Firenze FI, イタリア(サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の近く)
営業時間:12:00-14:30、19:00-22:30、不定休
5. トスカーナワイン
キャンティ、キャンティ・クラシコ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノなど、トスカーナ産ワインは世界的に有名です。
エノテカと呼ばれるワインバーやレストランでトスカーナ産のローカルワインを楽しんでみてください。
ちなみに近年では2016年がトスカーナ産ワインにおけるグレートヴィンテージ、いわゆる「当たり年」と言われているので2016年ものを探してみてはいかがでしょうか!
✓おすすめツアー
キャンティのワイナリーツアー
ワイン好きの方には、フィレンツェの街中から出発して歴史あるワイナリー2か所を巡るガイド付きバスツアーもおすすめ。
2024年12月時点の情報ですが、GetYourGuideで一人9千円弱のツアーが見つかるので、興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね!
6. クロスティーニ・ディ・フェガティーニ
鶏レバーを使ったペーストをパーネトスカーノという塩の入ってないパンにのせた前菜です。
よくある鶏レバーのペーストは冷たいパテをパンに塗って食べるものですが、トスカーナのものは温かいのが特徴。
ワインとの相性が抜群で、地元のレストランでよく提供されます。
7. ジェラート
フィレンツェはジェラート発祥の地としても知られています。
老舗から新世代まで、フィレンツェには沢山のジェラテリアがあるので是非本場の味を食べ比べして楽しんでみてください!
✓おすすめスポット
Carabè Firenze
アカデミア美術館の近くにある家族経営のジェラテリア。素材にこだわっていて、フルーツ系のフレーバーが絶品。
Carabè Firenze
Via Ricasoli, 60/R, 50122 Firenze FI, イタリア(アカデミア美術館の近く)
営業時間:12:00-18:45、月曜定休日
他に美味しいジェラテリアは沢山あります!もっと知りたい方はこちらの記事をどうぞ!
フィレンツェでの食事を楽しむためのポイント
フィレンツェで食事を楽しむためにはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。
- 予約はした方がいい!
>人気のレストランは事前予約をおすすめします。 - サービス料は会計に含まれている
>一般的にCopertoと呼ばれるサービス料は会計に含まれていますが、サービスに満足した場合は少額のチップを渡すと喜ばれるでしょう。 - 観光地価格のぼったくりには注意!
>主要観光地付近の高額店には注意。事前リサーチで失敗を防ぎましょう!
フィレンツェ名物グルメをお土産に!
トスカーナ産オリーブオイルやトリュフ塩、ワインなどはお土産にも最適です。
フィレンツェ中央市場や地元のスーパーを利用すると、良い品が手頃な価格で手に入ります。
オリーブオイルの個人的イチオシは「Laudemio Frescobaldi(ラウデミオ・フレスコバルディ)」!
自宅で焼く赤身肉のステーキにこれをかけて塩コショウで食べれば一瞬で、口の中がフィレンツェになります。
僕はフィレンツェ中央市場で購入しました。日本で買うと安いものでも500mlで5千円近くしますが、市場では確か20ユーロほどで買えたのでかなりお得です。
まとめ
この記事ではトスカーナ料理の食文化から、絶対に食べたい名物グルメ7選、おすすめのレストランやお土産まで幅広くご紹介してきました。
フィレンツェグルメの概要は掴んでいただけたかと思いますので、次は実際に現地でフィレンツェのグルメを楽しみながら、素敵な旅行体験を作り上げてください!
フィレンツェでは先ほどご紹介したワイナリーツアー以外にも、パスタの料理教室など面白いアクティビティが沢山あります!Get your guideやVeltraでぜひ探してみてください!
≫Get Your Guideでフィレンツェのアクティビティを探す
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フィレンツェのグルメをコスパよく楽しめるレストランをお探しの方はこちらの記事も合わせてチェックしてみてください!
フィレンツェ以外のイタリアの都市のグルメについてもっと知りたい方はこちら!
最後までお読みいただきありがとうございました!