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フィレンツェ旅行では、豪快なビステッカから気軽に食べられるパニーノ、素朴な煮込み料理まで、トスカーナらしい料理を楽しめます。
この記事では、私が実際に食べた料理を中心に、フィレンツェで食べておきたい名物グルメを10品紹介します。実食していない料理については、現地の定番として特徴をまとめました。
| 料理 | 特徴 | こんなときに |
|---|---|---|
| ビステッカ | 骨付き牛肉の炭火焼き | フィレンツェらしいごちそうを食べたい |
| ランプレドット | 牛の第四胃を使った煮込み | 名物のB級グルメを試したい |
| パニーノ/スキアッチャータ | 具材を挟んだ手軽な軽食 | 観光の途中で早く食べたい |
| トリッパ | 牛の胃袋のトマト煮込み | モツ料理が好き |
| リボッリータ | パンと野菜のスープ | 素朴な家庭料理を味わいたい |
| パッパ・アル・ポモドーロ | パンとトマトを煮込んだ料理 | やさしい味の郷土料理を食べたい |
| クロスティーニ・ディ・フェガティーニ | 鶏レバーをのせたパン | 前菜やワインのお供を選びたい |
| トリュフ料理 | 香りの強いトリュフを使った料理 | 少しぜいたくな一皿を楽しみたい |
| カントゥッチ+ヴィン・サント | 硬い焼き菓子と甘口ワイン | 食後にトスカーナらしさを味わいたい |
| ジェラート | 街歩きの途中に食べやすい定番 | 甘いものを気軽に楽しみたい |
フィレンツェで絶対食べたい名物グルメ10選
ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ

フィレンツェ名物の代表格が、厚切りの骨付き牛肉を炭火で焼くビステッカ・アッラ・フィオレンティーナです。表面を香ばしく焼き、中心を赤く残す「アル・サングエ」で出てくるのが基本です。
私はTrattoria 13 Gobbi、Ristorante Buca Mario、郊外のAntica Osteria Toscanaなどで、友人や同僚とシェアして食べました。どの店でもアル・サングエでしたが、見た目よりさっぱりしていて、一人あたり400~500gほどの計算でもペロッと食べられてしまいました。
>Trattoria 13 Gobbiの訪問レポートはこちら
フィレンツェ名物を一つだけ選ぶなら、私はやはりビステッカ。何度でも食べたい料理です。量や焼き加減、注文時の注意点はフィレンツェのビステッカ完全ガイドにまとめています。
ランプレドット

ランプレドットは、牛の第四胃を香味野菜などと煮込んだフィレンツェの名物です。そのまま皿で食べるほか、パンに挟んだパニーノも定番。市場や街中の屋台で気軽に試せます。
内臓料理なので好みは分かれますが、フィレンツェらしいB級グルメを食べたい人には外せません。パニーノなどの食べ歩き料理はフィレンツェのB級グルメ・食べ歩きで詳しく紹介しています。
パニーノ/スキアッチャータ

観光の途中に手早く食べるなら、ハムやチーズなどを挟んだパニーノやスキアッチャータが便利です。値段を抑えやすく、注文してから受け取るまでが早いので、時間のない昼食にも向いています。
私はI FratelliniとAll’Antico Vinaioで食べました。どちらもおいしくて手軽ですが、All’Antico Vinaioのスキアッチャータはパンに食べ応えがあります。妻は少し重く感じたようなので、軽めに食べたい場合はI Fratelliniのほうが選びやすいと思います。
トリッパ・アッラ・フィオレンティーナ
トリッパ・アッラ・フィオレンティーナは、牛の胃袋をトマトや香味野菜と煮込んだ料理です。私が食べたものはトマトソースのモツ煮込みのような味で、臭みはまったくありませんでした。
日本のモツ料理と大きく違うという印象はなく、内臓料理に慣れている人なら食べやすいと思います。
リボッリータ
リボッリータは、豆や葉野菜、硬くなったパンなどを煮込むトスカーナの家庭料理です。名前には「再び煮る」という意味があり、残ったスープを温め直して食べたことに由来します。
豪華な料理というより、素材を無駄なく使う土地の暮らしが感じられる一皿です。寒い季節や、肉料理が続いたときにも選びやすい料理です。
パッパ・アル・ポモドーロ
パッパ・アル・ポモドーロは、パンをトマト、ニンニク、オリーブオイルなどと煮込んだ郷土料理です。見た目はスープに近いですが、パンが水分を吸っているため、とろりとした食感があります。
材料はシンプルで、トスカーナの家庭料理らしい素朴な味を試したいときに向いています。
クロスティーニ・ディ・フェガティーニ

クロスティーニ・ディ・フェガティーニは、鶏レバーを使ったペーストを薄切りのパンにのせる前菜です。レバーの濃厚な味わいがあり、ワインと一緒に少しずつ食べるのに合います。
店によって味付けや食感が異なるので、前菜の盛り合わせに入っていたら試してみてもよいでしょう。
トリュフ料理

トスカーナではトリュフを使ったパスタや肉料理も楽しめます。私はOsteria Pastellaで、フレッシュトリュフを使ったタリアテッレを食べました。
店員さんが目の前でチーズをフランベして溶かし、パスタにたっぷりとまとわせます。最後にフレッシュな黒トリュフをスライスして完成です。少し値は張りますが、香りだけでなく仕上げの演出も楽しめました。料理と店の様子はOsteria Pastellaの訪問レポで詳しく紹介しています。
- 黒トリュフ(サマー):5–8月
- 黒トリュフ(冬):12–3月
- 白トリュフ:10–12月
カントゥッチとヴィン・サント
カントゥッチは、アーモンドなどを入れて硬く焼いたトスカーナの菓子です。甘口のヴィン・サントに浸して食べる組み合わせが知られています。
私はカントゥッチだけを食べましたが、正直なところ「かなり硬めのクッキー」という印象で、単体ではそれほど記憶に残りませんでした。食べるなら、ヴィン・サントとの組み合わせまで試したほうが、この地方らしさを感じやすいかもしれません。
ジェラート

フィレンツェの街歩きでは、ジェラートも気軽に楽しめます。観光地の中心には店が多いので、休憩を兼ねて食べやすいのが魅力です。
店選びや実際に訪れた店については、観光と一緒に回れるフィレンツェのジェラート店にまとめています。
フィレンツェで食べられるトスカーナらしいパスタ
トスカーナらしいパスタを食べたい場合は、イノシシのラグーを合わせたパッパルデッレや、トリュフを使ったパスタなどがあります。
ただし、フィレンツェで一食しか選べないなら、私はパスタよりもビステッカやランプレドットを優先します。パスタはメニューを見て、食べたいソースや具材があれば選ぶくらいでもよいと思います。
フィレンツェ名物グルメをお土産に!
トスカーナ産オリーブオイルやトリュフ塩、地元ワインはお土産に最適。中央市場や街のスーパーなら、良質なものが比較的手頃に手に入ります。
個人的イチオシはLaudemio Frescobaldi(ラウデミオ・フレスコバルディ)。赤身ステーキにかけるだけで、一気にトスカーナの味に近づきます。

まとめ:フィレンツェでは何を食べるべき?

初めてのフィレンツェなら、まずはビステッカ、ランプレドット、パニーノの中から、予算や食事時間に合うものを選ぶとよいでしょう。ゆっくり食事を楽しむならビステッカ、観光の途中に手早く済ませるならランプレドットやパニーノが便利です。
私自身がもう一度食べたいのはビステッカです。トリュフ料理も、少しぜいたくしたい日の候補になります。一方、素朴な郷土料理を味わうなら、リボッリータやパッパ・アル・ポモドーロも選択肢です。
価格を抑えて食べられる店はフィレンツェの安くておいしいレストランも参考にしてください。
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ほかの都市や国の料理については、海外グルメまとめから探せます。
