2026年8月、0歳児を連れて、家族3人でシカゴを3泊4日旅行しました。
赤ちゃん連れでシカゴへ行く前に気になったのが、
- ベビーカーで街を移動できるのか
- シカゴ空港から市内まで電車で行けるのか
- どのエリアに泊まればいいのか
- シカゴ美術館は子連れでも楽しめるのか
- 名物グルメの人気店で長時間待たずに済むのか
- 3泊4日でどこまで観光できるのか
ということでした。
実際に旅行してみると、シカゴ中心部は歩いて回りやすく、赤ちゃん連れでも比較的観光しやすい街でした。大型の美術館があり、キッチン付きホテルも選べるので、雨の日や子どもの体調に合わせて予定を変更しやすいのもメリットです。
一方、地下鉄駅には階段しかない場所もあり、ベビーカーと大型スーツケースを持っての移動は簡単ではありません。また、人気のディープディッシュピザは焼き上がりまで30分以上かかるなど、子連れだからこそ事前に知っておきたかったこともありました。
この記事では、我が家が実際に回った3泊4日の旅程をもとに、ホテル、移動、観光、食事、持ち物までまとめます。
- 我が家のシカゴ3泊4日旅行の基本情報
- 子連れシカゴ3泊4日の実際のモデルコース
- 1日目|ORDからBlue Lineでループへ移動
- 2日目|ミレニアム・パークからマグニフィセント・マイル方面へ
- 3日目|今回の旅行で一番良かったシカゴ美術館へ
- 4日目|レイトチェックアウト後、もう一度美術館へ
- 子連れホテルはループとリバー・ノースのどちらがよい?
- 子連れシカゴではベビーカーと抱っこ紐の両方が必要
- 赤ちゃん連れシカゴ旅行で持って行ってよかったもの
- 赤ちゃん連れでシカゴを旅行して大変だったこと
- 子連れシカゴ3泊4日で分かったこと
- 子連れシカゴ3泊4日はこんな家族におすすめ
- まとめ|赤ちゃん連れでも、シカゴ3泊4日は十分楽しめた
我が家のシカゴ3泊4日旅行の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 旅行時期 | 2026年7月 |
| 日数 | 3泊4日 |
| 家族構成 | 大人2人+0歳児 |
| 利用空港 | シカゴ・オヘア国際空港(ORD) |
| 宿泊先 | Residence Inn Chicago Downtown/Loop |
| 主な移動手段 | CTA Blue Line、徒歩 |
| ベビーカー | 街歩きで使用 |
| 抱っこ紐 | シカゴ美術館などで使用 |
| 一番良かった場所 | シカゴ美術館 |
| ホテル評価 | 9/10 |
| シカゴ旅行全体の評価 | 7/10 |
今回の旅程で意識したのは、1日に予定を詰め込みすぎないことです。
赤ちゃん連れでは、朝食、ミルク、オムツ交換、昼寝だけでも想像以上に時間がかかります。大人だけの旅行と同じ感覚で予定を組むと、常に時間に追われてしまいます。
我が家の場合は、午前中をホテルでゆっくり過ごし、午後に一つの大きな目的地を入れるくらいがちょうどよいペースでした。
子連れシカゴ3泊4日の実際のモデルコース
| 日程 | 主な行動 |
|---|---|
| 1日目 | ORD到着→Blue Lineでループへ→ホテル→イタリアンビーフ・シカゴホットドッグ |
| 2日目 | ミレニアム・パーク→シカゴ中心部を徒歩観光→マグニフィセント・マイル方面→ローカルグルメ |
| 3日目 | シカゴ美術館→ホテル休憩→ディープディッシュピザ |
| 4日目 | レイトチェックアウト→美術館ショップ→Blue LineでORDへ→ギャレットポップコーン |
水族館、建築クルーズ、展望台などには行っていません。
シカゴの主要観光地をすべて制覇する旅程ではなく、子供のペースを優先しながら、我が家が特に行きたかったシカゴ美術館とローカルグルメを中心に組んだ3泊4日です。
1日目|ORDからBlue Lineでループへ移動
シカゴ・オヘア国際空港へ到着後、CTAのBlue Lineを利用してシカゴ中心部へ移動しました。

オヘア空港駅からシカゴ中心部までは、乗り換えなしで1時間弱です。
CTAの普通運賃は鉄道2.50ドルですが、オヘア空港駅から乗車する場合は5ドル。1日乗り放題パスも5ドルなので、その日の移動回数によってはパスを選んでもよいと思います。
料金は変更される可能性があるため、旅行前にCTA公式サイトを確認してください。
Blue Lineは安い。ただしWashington駅の階段が大変だった
我が家はホテル最寄りのWashington駅で降りました。

駅からホテルまでは近いのですが、問題は地上へ出るまでの階段です。
到着時は途中まで上りエスカレーターを利用できたものの、最後は階段。帰りも、ベビーカーと大型スーツケースを抱えて階段を下りる必要がありました。
大人2人だったので、
- 1人が子供を抱っこする
- もう1人がベビーカーや荷物を運ぶ
という分担で何とか対応できました。
ただし、大人1人で子供、ベビーカー、大型スーツケースをすべて持って移動するのはかなり厳しいと思います。
料金を抑えたいならBlue Lineは便利ですが、荷物が多い場合や大人1人で移動する場合は、Uberやタクシーも検討した方がよさそうです。
14時ごろホテルへ到着。そのまま部屋に入れた
今回泊まったのは、ループにあるResidence Inn Chicago Downtown/Loopです。
通常のチェックイン時間より早い14時ごろに到着しましたが、我が家の場合はそのまま部屋へ入ることができました。
空港から約1時間移動し、子供、ベビーカー、スーツケースを抱えていたので、すぐ部屋へ入れたのは非常に助かりました。
初日の昼はイタリアンビーフとシカゴホットドッグ
ホテルへ荷物を置いたあと、Luke’s Italian Beefでイタリアンビーフとシカゴホットドッグを食べました。
イタリアンビーフはサンドイッチなので、ディープディッシュピザほど時間がかかりません。到着日の食事や観光途中の昼食に組み込みやすいシカゴ名物でした。
夫婦の評価は割れましたが、夫は今回食べたシカゴ名物の中でもかなり高く評価しています。
シカゴで実際に食べた6品のランキング、店の場所、価格、夫婦それぞれの評価はこちらにまとめています。
▶ シカゴ名物グルメ6品を実食|夫婦の本音ランキングと待ち時間の避け方
2日目|ミレニアム・パークからマグニフィセント・マイル方面へ
2日目はホテルの無料朝食を食べ、午前中を部屋でゆっくり過ごしてから観光を始めました。
まず向かったのは、シカゴ中心部の定番であるミレニアム・パークです。
クラウド・ゲートはベビーカーでも行きやすい

ミレニアム・パークでは、巨大な豆のような形をしたクラウド・ゲート、通称「ザ・ビーン」を見ました。
周辺は段差が少なく、ベビーカーでも問題なく移動できます。
人気スポットなので人は多いものの、写真を撮るスペースがなくて困るほどではありませんでした。
ミレニアム・パークからシカゴ川を越え、マグニフィセント・マイル方面まではそのまま徒歩で移動しました。
旅行前はCTAを何度も使うと思っていましたが、実際にはループからリバー・ノース方面まで歩けます。
地下鉄駅の階段やエレベーターを探す手間を考えると、天気がよければベビーカーでそのまま歩いてしまう方が楽でした。
観光途中の休憩場所を一つ決めておくと楽
ミレニアム・パーク周辺では、レインボーコーンやスタンズ・ドーナツにも立ち寄りました。

特に助かったのが、ベビーカーのまま店内へ入り、座って休憩できたスタンズ・ドーナツです。

子連れで街を長時間歩く場合、食べたい店だけでなく、
ベビーカーで入りやすく、座って休める店
を一つ把握しておくと安心です。
Lou Malnati’sは30分以上待ちで断念

ディープディッシュピザを食べようとLou Malnati’sへ行きましたが、焼き上がりまで30〜35分かかると言われました。
赤ちゃん連れの夕食時に、店内で30分以上待つのは難しいと判断して、この日は断念しています。
ディープディッシュピザは注文を受けてから焼くため、普通のピザより時間がかかります。
人気店へ行く場合は、店に着いてから注文するのではなく、オンラインで事前注文する方が楽です。
3日目|今回の旅行で一番良かったシカゴ美術館へ
3日目は、今回の旅行で一番楽しみにしていたシカゴ美術館へ行きました。
ホテルから美術館までは徒歩圏内です。

この日は雨でしたが、移動する時間帯には雨が止んでいたため、ベビーカーで向かいました。
13時入館では時間が足りなかった
シカゴ美術館へ入館したのは13時ごろ。
我が家は、
4時間あれば結構見られるだろう
と考えていましたが、これは完全に甘かったです。
作品をじっくり見ながら、
- ミルク
- オムツ交換
- Infant Roomでのお世話
- カフェ休憩
- 抱っこ紐で疲れたときの休憩
などを挟んでいると、気づけば16時半。
最後はピカソや現代美術を大急ぎで見ることになりました。
赤ちゃん連れで作品をしっかり見たいなら、最低4時間、できれば5時間は確保した方がよいです。
開館日、営業時間、チケット料金は変わる可能性があるため、シカゴ美術館公式サイトで最新情報を確認してください。
ベビーカーは無料クロークへ。館内は抱っこ紐が使いやすかった
シカゴ美術館はベビーカーでも回れます。
ただし、ゴッホなどの人気作品の前には人だかりができるため、ベビーカーのまま作品へ近づくのは少し大変です。

我が家はベビーカーとリュックを無料クロークへ預け、館内では抱っこ紐を使いました。
展示室にはベンチが多く、疲れたらすぐ座って休めます。授乳、ミルク、オムツ交換ができる個室のInfant Roomもありました。
子連れでの所要時間、クローク、Infant Room、カフェ、ミュージアムショップについてはこちらで詳しく紹介しています。
▶ 子連れシカゴ美術館|所要時間・ベビーカー・授乳室を実体験レビュー
シカゴ美術館で見逃したくない作品と、滞在時間別の回り方はこちらにまとめています。
▶ 【内部リンク予定:シカゴ美術館の見どころ・必見作品】
夕食はGiordano’sを事前注文してホテルへ持ち帰った
美術館を出たあとは、Giordano’sのディープディッシュピザをオンラインで事前注文しました。
指定した時間に店へ行き、完成したピザを受け取ってホテルへ持ち帰ります。

待ち時間はほぼゼロでした。
ホテルの部屋にはキッチンとダイニングスペースがあったため、赤ちゃんの様子を見ながら落ち着いて食べられました。

10インチを注文しましたが、大人2人でも食べきれないほどの量。翌日まで残ったので、子連れでテイクアウトする場合は注文しすぎないよう注意が必要です。
4日目|レイトチェックアウト後、もう一度美術館へ
最終日は通常12時のチェックアウトを13時まで延長してもらいました。
赤ちゃん連れでは、わずか1時間でもかなり助かります。
午前中を焦らず部屋で過ごし、ミルク、オムツ交換、荷造りを済ませてからチェックアウトできました。
その後ホテルへ荷物を預け、前日にゆっくり見られなかったシカゴ美術館のミュージアムショップへ行きました。
前日の閉館間際は非常に混雑していましたが、昼間は比較的落ち着いてお土産を選べました。

作品だけでなくショップも見たい場合は、閉館直前まで展示室に残るのではなく、最初から買い物時間を旅程に入れておくことをおすすめします。
ORDでギャレットポップコーンを購入
ホテルへ戻って荷物を受け取り、再びBlue Lineでオヘア空港へ向かいました。
旅行中に食べる機会を逃していたギャレットポップコーンは、オヘア空港ターミナル2の店舗で購入できました。

キャラメル味とチーズ味を組み合わせたギャレットミックスは、今回食べたシカゴ名物の中で我が家の1位。
市内で買えなかった場合でも、利用ターミナルと営業時間が合えば、空港で最後に回収できます。
子連れホテルはループとリバー・ノースのどちらがよい?
シカゴ中心部でホテルを探す場合、候補になりやすいのがループとリバー・ノースです。
我が家の結論は、
観光の便利さを最優先するならリバー・ノース
部屋の広さやコストパフォーマンスを重視するならループ
です。
リバー・ノースは飲食店が多く、シカゴ川やマグニフィセント・マイルにも行きやすいエリアです。
一方、ループは比較的落ち着いており、ミレニアム・パークやシカゴ美術館へ歩いて行きやすいのがメリット。
我が家が泊まったResidence Inn Chicago Downtown/Loopには、
- 約30㎡の客室
- フルキッチン
- 大型冷蔵庫
- 電子レンジ
- 食洗機
- 無料朝食
- Pack ’n Play
- 遮光カーテン
がありました。
赤ちゃん連れで3泊する場所として非常に使いやすく、我が家の評価は9/10です。
客室、朝食、キッチン、Pack ’n Play、バスタブ、空港アクセスについてはこちらにまとめています。
▶ 子連れシカゴのキッチン付きホテル|Residence Inn Downtown/Loop宿泊記
子連れシカゴではベビーカーと抱っこ紐の両方が必要
今回持って行ってよかったのが、ベビーカーと抱っこ紐の両方です。
街歩きはベビーカー
ループ、ミレニアム・パーク、シカゴ川周辺、マグニフィセント・マイル方面を歩くときは、ベビーカーが便利でした。
中心部の歩道は比較的広く、街中の移動で困った場面はそれほどありません。
美術館や駅では抱っこ紐
一方、次のような場所では抱っこ紐が便利です。
- 人気作品の前が混雑する美術館
- 地下鉄駅の階段
- ベビーカーを畳む必要がある場面
- 子どもがぐずったとき
- 雨の日の短距離移動
どちらか一つに絞るのではなく、街歩きはベビーカー、混雑する屋内施設や階段では抱っこ紐と使い分けるのがおすすめです。
赤ちゃん連れシカゴ旅行で持って行ってよかったもの
今回特に役立ったのは次のものです。
- ベビーカー
- 抱っこ紐
- ベビーカー用レインカバー
- ミルク・離乳食用品
- 哺乳瓶用洗剤とブラシ
- 旅行用ケトル
- 床へ敷くマット
- 子どもの体温調節用の上着
- 大人用の雨具
- モバイルバッテリー
ホテルの床へ赤ちゃんを直接寝転ばせるのが気になったため、我が家はTargetでパーティー用のPlastic Tableclothを購入しました。
ホテルからもらったシーツ、ビニール製テーブルクロス、日本から持参したマットを重ね、簡易的な遊び場を作っています。

柵はないので常に見守る必要がありますが、約30㎡の部屋だったからこそ、Pack ’n Playとは別に遊ぶ場所を確保できました。
赤ちゃん連れでシカゴを旅行して大変だったこと
シカゴは子連れでも比較的回りやすい街でしたが、すべてが楽だったわけではありません。
特に大変だったのは次の点です。
地下鉄駅のエレベーター・階段問題
空港から安く移動できるBlue Lineは便利ですが、Washington駅ではベビーカーと荷物を階段で運びました。
Googleマップ上で駅が近く見えても、エレベーターの入口が使いやすい場所にあるとは限りません。
人気店の待ち時間
ディープディッシュピザは焼き上がりまで30分以上かかります。
赤ちゃん連れなら、オンライン事前注文とホテルへのテイクアウトが現実的です。
美術館の時間配分
授乳やオムツ交換、休憩を挟むと、大人だけで回る場合よりかなり時間がかかります。
美術館の所要時間には、作品を見る時間だけでなく、子どものお世話とショップを見る時間も含めておく必要があります。
朝のスタートが遅くなる
夜中の授乳や寝不足もあり、我が家は毎朝早くから観光することができませんでした。
無料朝食付きホテルにしたことで、朝食のために外へ出る必要がなく、予定を調整しやすかったです。
子連れシカゴ3泊4日で分かったこと
今回の旅行で一番強く感じたのは、赤ちゃん連れでは観光地の数より、ホテルと移動のしやすさが旅行全体の満足度を左右するということです。
シカゴ美術館へ歩いて行けること。
子どもがぐずったらホテルへ戻れること。
部屋でミルクや離乳食を準備できること。
人気店で待たず、食事をテイクアウトできること。
こうした条件が揃っていたからこそ、3泊4日を無理なく過ごせました。
シカゴの街自体に対する我が家の評価は7/10です。
ニューヨークほどの圧倒的な都会感はなく、ヨーロッパの都市のような長い歴史を感じる街並みとも違います。名物グルメも、「これを食べるためにもう一度シカゴへ行きたい」と思うものは多くありませんでした。
それでも、シカゴ美術館は別格でした。
有名作品を間近で見られ、美術初心者の我々でも心から楽しめた場所です。シカゴ美術館がなければ、旅行全体の評価はもっと低かったと思います。
子連れシカゴ3泊4日はこんな家族におすすめ
シカゴ旅行は、次のような家族に向いていると思います。
- 赤ちゃん連れでアメリカの都市旅行をしたい
- 美術館が好き
- 雨でも楽しめる場所を重視したい
- レンタカーなしで旅行したい
- ホテルを拠点にゆっくり観光したい
- シカゴ名物グルメを一通り試したい
- ベビーカーで街を歩きたい
反対に、朝から夜まで観光地を詰め込みたい場合や、歴史的な街並みそのものを楽しみたい場合は、シカゴ以外の都市の方が好みに合う可能性があります。
まとめ|赤ちゃん連れでも、シカゴ3泊4日は十分楽しめた
生後8か月の赤ちゃんとのシカゴ3泊4日旅行は、大きなトラブルなく終えることができました。
特に良かったのは、
- ループを拠点に徒歩で観光できた
- キッチン・無料朝食付きホテルが便利だった
- シカゴ美術館にInfant Roomがあった
- ベビーカーと抱っこ紐を使い分けられた
- ディープディッシュピザを事前注文できた
- 雨でも美術館を長時間楽しめた
という点です。
一方で、
- Washington駅の階段
- 人気店の待ち時間
- 美術館の時間不足
- ホテルでの床遊び対策
など、子連れならではの課題もありました。
シカゴでの滞在は、1日に一つの大きな目的地を決め、それ以外は子どもの様子に合わせて調整するくらいがちょうどよいと思います。
我が家の3泊4日の経験が、赤ちゃんとのシカゴ旅行を計画している方の参考になれば幸いです。
