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最短で知りたい人向けまとめ
- 必食:ビステッカ/ランプレドット/クロスティーニ
- 相場:ビステッカ1kg 60–120€/ランプレドット 5–8€/ジェラート 3–5€
- 予約:ビステッカは必須(週末は特に)
- ベスト時期:白トリュフは10–12月(要予算)
- 狙い目エリア:サンタ・マリア・ノヴェッラ周辺/中央市場
フィレンツェは「ルネサンスの都」であると同時に美食の都。この記事では、旅行者がいちばん知りたい「何をどこで食べるか」を、価格・予約要否・注文フレーズまでまとめて解説します!
フィレンツェで絶対食べたい名物グルメ7選
1. ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ

炭火で焼く骨付きTボーン。外カリ中レアが本場流。Chianina(キアニーナ)牛なら尚よし。
- 相場:1kg 60–120€(2–3人前)
- 焼き加減:al sangue(レア)が基本
- 予約:必須(週末は前々日まで)
- 注文フレーズ:“Una bistecca alla fiorentina, per due persone, al sangue.”
おすすめ店:Trattoria 13 Gobbi(中心地/要予約) — 失敗しない頼み方のコツは ビステッカ完全ガイド も参照。
2. ランプレドット

牛の第4胃(ギアラ)を香味野菜で煮込み、パンに挟む屋台B級グルメ。中央市場1階の屋台が有名で、サルサ・ヴェルデ(緑のソース)とピッカンテ(辛味)を追加するのが王道。
- 相場:5–8€
- 予約:不要(行列回避は11:30前)
- 注文フレーズ:“Un panino al lampredotto, con salsa verde, piccante, per favore.”
おすすめ:Da Nerbone(中央市場1階)— 他の屋台候補は B級グルメ3選 をチェック。
3. パッパ・アル・ポモドーロ

塩なしパンと完熟トマト、オリーブオイル、にんにく、バジルを煮込んだトスカーナの家庭料理。見た目は素朴ですが、素材の旨味がぎゅっと凝縮されています。
- 相場:6–12€
- 予約:不要〜可
- 注文フレーズ:“Una pappa al pomodoro.”
4. トリュフ料理(黒/白)

黒トリュフは冬(12–3月)/サマー(5–8月)、超高級食材である白トリュフは10–12月が旬。香り重視なら白、コスパ重視なら黒。
- 相場:黒20–40€〜/白は時価(上振れ注意)
- 予約:推奨(白トリュフ期は特に)
- 注文フレーズ:“Tagliatelle al tartufo.”
おすすめ店: Osteria Pastella(チーズホイールの仕上げが名物)
- 黒トリュフ(サマー):5–8月
- 黒トリュフ(冬):12–3月
- 白トリュフ:10–12月
5. トスカーナワイン(キャンティなど)

キャンティ、キャンティ・クラシコ、ブルネッロなど銘柄豊富。街中のエノテカでテイスティングや、郊外ワイナリー巡りも楽しいのでおすすめ。
ちなみに近年では2016年がトスカーナ産ワインのグレートヴィンテージとして評価が高い年です!
- 相場:グラス5–12€/ボトル20€〜
- 予約:ワイナリーツアーは事前予約推奨
まずは街なかの店も押さえたい人は フィレンツェのコスパが良い店5選 をどうぞ。
6. クロスティーニ・ディ・フェガティーニ

温かい鶏レバーペーストを塩なしパンにのせるトスカーナの定番前菜。ワインとの相性が抜群で、トラットリアではまずこれを頼むと外しません。
- 相場:5–10€
- 予約:不要〜可
- 注文フレーズ:“Crostini di fegatini.”
7. ジェラート

フィレンツェはジェラート発祥の地で、老舗から新世代まで粒ぞろい。素材の良さが出るフルーツ系は特におすすめです。
- 相場:3–5€
- 注文フレーズ:“Una coppetta, due gusti.”(カップで2種)
おすすめ:Carabè Firenze(アカデミア近く/フルーツ系が絶品)。他の候補は フィレンツェのおすすめジェラート店5選 へ。
主要グルメの相場・予約・場所まとめ
料理 | 相場 | 予約 | 狙い目エリア |
---|---|---|---|
ビステッカ | 1kg 60–120€ | 必須 | SMN周辺/旧市街 |
ランプレドット | 5–8€ | 不要 | 中央市場1階 |
クロスティーニ | 5–10€ | 不要〜可 | トラットリア全般 |
ジェラート | 3–5€ | 不要 | 中心地各所 |
トリュフ料理 | 20–40€〜 | 推奨 | 旧市街全域 |
フィレンツェでの食事を楽しむためのポイント
トラブル回避と満足度UPのために、次のポイントは押さえておきましょう。
- 人気店は予約必須:特にビステッカ/トリュフの名店は前日までに予約を。
- サービス料(Coperto):席料やパン代が会計に含まれるのが一般的。満足時のみ少額チップでOK。詳しくは イタリアのチップ事情まとめ を参照。
- 観光地価格を回避:主要観光スポット至近は高額になりがち。レビューと相場感を要確認。
フィレンツェ名物グルメをお土産に!
トスカーナ産オリーブオイルやトリュフ塩、地元ワインはお土産に最適。中央市場や街のスーパーなら、良質なものが比較的手頃に手に入ります。
個人的イチオシはLaudemio Frescobaldi(ラウデミオ・フレスコバルディ)。赤身ステーキにかけるだけで、一気にトスカーナの味に近づきます。

まとめ

フィレンツェでは、ビステッカやランプレドットなどの名物はもちろん、季節のトリュフや名だたるワインまで、“シンプルで上品”なトスカーナの食文化を幅広く楽しめます。この記事をベースに、あなたの旅程に合う店・体験を組み合わせて、最高の食体験を作ってください!
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よくある質問(FAQ)
Q:フィレンツェのビステッカは予約が必要?
>人気店は予約必須です。特に週末や観光のハイシーズンは、前日〜前々日に予約してください。焼き加減は “al sangue(レア)” が基本です。
Q:ランプレドットの相場と注文のコツは?
>相場は5〜8€。中央市場1階の屋台が定番で、サルサ・ヴェルデ(緑のソース)とピッカンテ(辛味)を追加するのが王道です
Q:白トリュフのベストシーズンは?予算は?
>白トリュフは10〜12月が旬。価格は時価で上振れしやすいため、事前に目安を確認し、提供店は予約しておくのがおすすめです。