フィレンツェで絶対にやるべき9つのこと

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フィレンツェ旅行を控えた女性
フィレンツェ旅行を控えた女性

今度旅行でフィレンツェに行くんですが、これは絶対にしておいた方がいいってことはありますか?

この記事ではフィレンツェを訪れる皆さんがフィレンツェを最大限楽しみ尽くすために、是非やってみて欲しいことを9つ厳選してまとめました!

有名な観光スポットの紹介は旅行ガイドブックに譲るとして、この記事ではアクティビティを中心にご紹介していきたいと思います!

それでは早速いってみましょう!

1. 極厚のビステッカを食べる

Trattoria 13 Gobbiのビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(Bistecca alla Fiorentina)の写真

イタリアと言えば美食、フィレンツェと言えばビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ!

フィレンツェを訪れるなら、食文化の象徴である極厚のビステッカ(Tボーンステーキ)を味わずには帰れません。

自然豊かなトスカーナ地方の特産であるキアニーナ牛から作られたビステッカは基本的にレア~ミディアムレアに仕上げられており、赤身なのに非常にジューシーで、トスカーナのキャンティ(赤ワイン)と相性抜群!

メニューには100g当たりの価格が記載されているのですが、通常は最低1kgからのオーダーとなっており、2~3人で指2〜3本分のびっくりするほど分厚いビステッカをみんなでワイワイ食べるのは最高の思い出になりますよ!

本場の味を是非試してみてください。

ちなみにビステッカをはじめとしたフィレンツェの料理が楽しめる、おすすめの安旨レストランについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています!

2. フィレンツェの名家メディチの気分になる

ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」@ウフィツィ美術館

ルネサンス期に東方貿易と金融業で台頭し、フィレンツェの名家となったメディチ家。

メディチ家はその圧倒的な財力でボッティチェリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロなど多数の芸術家をパトロンとして支援し、ルネサンス文化を育てる上で非常に重要な役割を果たしました。

ウフィツィ美術館には、そんなメディチ家の歴代のコレクションが所蔵されており、収蔵品の質、量ともにイタリア国内の美術館としては最大のものと言われています。

ボッティチェリの「プリマベーラ」や「ヴィーナスの誕生」、レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」などの名画を鑑賞しながらルネサンスの一時代を築いた大富豪の気分になってみましょう!

3. ダビデ像のお尻を見る

ミケランジェロの「ダビデ」@アカデミア美術館

メディチ家の支援を受けた芸術家の一人であり、ルネサンス期の巨匠であるミケランジェロ。

彼の傑作であり、フィレンツェの象徴的な芸術作品であるダビデ像はアカデミア美術館に展示されています。

(ちなみにレプリカはミケランジェロ広場やシニョリーア広場にもあります)

実物はかなり大きく3.88メートルほど。台座を入れると5.17メートルもの高さがあり、重さはなんと6トンです。

そんなダビデ像を教科書で見たことがある方は多いと思いますが、その後ろ姿は現地でしか見ることができません!

360度全方位から見てこと、この作品の真の美しさやしなやかさ、力強さが分かるはずです。

ダビデ像の背後には椅子があるので、座って休憩しながらゆっくりと鑑賞してみてください!

4. 上質な革製品のお土産を買う

フィレンツェは革製品でも有名。

あのGucci(グッチ)やSalvatore Ferragamo(サルヴァトーレフェラガモ)もフィレンツェ発祥のブランドです!

フィレンツェにはそれ以外にも職人の技術と品質の高さで人気のブランドが沢山あり、手袋、財布、バッグなどをお土産として買うのはフィレンツェ旅行の醍醐味の一つです。

革製品のお土産で人気のお店についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています!

5. ポンテヴェッキオでゴールドアクセサリーを買う

メディチ家を中心として交易で栄えたフィレンツェでは、なんと伝統工芸としてフィレンツェ彫りと呼ばれる金細工も発展しました。(本当にすごい街ですよね)

アルノ川に架かるポンテヴェッキオ(ヴェッキオ橋)には数多くのアクセサリーショップが並んでおり、質の高いゴールドアクセサリーがリーズナブルな値段で手に入ります。

美しいイタリアの職人技が込められた数々のアイテムの中からぜひ特別な一品を見つけてみてください!

6. B級グルメを味わう

フィレンツェでの食事は、高級レストランだけでなく地元のB級グルメもおすすめです!

これらのB級グルメはまさに日本の吉野家的立ち位置で、「速い・安い・旨い」の三拍子が揃っており、美術館により多く時間をかけたい人や、食費を節約したい人の強い味方となってくれます。

10ユーロ以下で食べられるフィレンツェの安旨B級グルメについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

7. キャンティのワイナリーツアーに参加する

フィレンツェがあるトスカーナ地方は、とにかく丘陵が美しい地域です。

見渡す限りどこまでも続くパッチワークのような丘陵と、そこに点在するワイン畑はこれぞイタリアという景色。

ワイン好きの方であればキャンティはご存じかと思いますが、フィレンツェからはキャンティのワイナリーツアーに参加することも可能です。

Get your guideなどを活用して是非ワイナリーツアーへの参加を検討してみてください!

製造工程を学んだり試飲をしたりできるだけでなく、最後には気に入ったワインを買って帰ることもできますよ!

8. ドゥオモに登って「冷静と情熱のあいだ」の世界観に浸る

江國香織と辻仁成の二人の大作家が描いた小説「冷静と情熱のあいだ」。

その後映画化され、竹野内豊が主演を務めたことでも有名なこの作品はフィレンツェを舞台としており、あらすじに記載の通り、ドゥオモはこの作品の聖地なのです。

作品のあらすじ

フィレンツェの工房で絵画の修復士を目指す順正は、順調な生活とは裏腹に、いつも心に虚しさを抱えていた。それは学生時代を共に過ごし、運命の女性だと思えたあおいの存在だ。留学生だった彼女は10年前に順正と別れて香港に戻っていたが、順正は今もなおあおいのことを思い続けていた。ある日、順正はあおいがミラノにいることを知るが、彼女は実業家の恋人と裕福な生活を送っていた。現実に打ちひしがれる順正にとって最後の希望は、かつてあおいと交わした「30歳の誕生日にフィレンツェのドゥオモで待ち合わせる」という約束だった。

フィレンツェのドゥオモことサンタマリアデルフィオーレ大聖堂は、その美しい外観だけでなく内部も見応えがあり、特に屋上からの眺めは息をのむほど美しいです。

ただでさえ美しい場所ですが、「冷静と情熱のあいだ」を読んだ上で聖地巡りとして行かれるとより一層素敵な思い出になることと思います!

ちなみに小説は順正(男性)目線で描かれたBluと、あおい(女性)目線で描かれたRossoの2種類ありますが、読む順番はどちらからでもOK!

ちなみにAmazon Prime会員の方は、映画版がPrime videoで無料で見れる(24年5月時点)のでチェックしてみてください!

Amazon.co.jp: 冷静と情熱のあいだを観る | Prime Video

9. ミケランジェロ広場から夕陽を眺める

最後におすすめしたいのはミケランジェロ広場からの夕陽です!

広場までは市内から2kmほど離れた高台にありますが、多少歩き疲れていても絶対に行っていただきたい!

中世イタリアの街並みが夕陽に照らされ、なんとも幻想的なオレンジの世界になる光景は一生の思い出になります。

もし余裕があれば、市内のスーパーでワインと生ハムとチーズを買って持っていき、広場のベンチでピクニックをするのもなかなかできない贅沢体験でオススメですよ!

まとめ

この記事ではフィレンツェで絶対にすべき9つのことをご紹介してきました。

フィレンツェで絶対にすべき9つのこと
  1. 極厚のビステッカを食べる
  2. フィレンツェの名家メディチの気分になる
  3. ダビデ像のお尻を見る
  4. 上質な革製品のお土産を買う
  5. ポンテヴェッキオでゴールドアクセサリーを買う
  6. B級グルメを味わう
  7. キャンティのワイナリーツアーに参加する
  8. ドゥオモに登って「冷静と情熱のあいだ」の世界観に浸る
  9. ミケランジェロ広場から夕陽を眺める

フィレンツェにはここには挙げきれなかった観光スポットや美味しいレストランなどがまだまだ沢山あります!

ぜひ色々調べた上でフィレンツェ旅行を最大限に楽しんでくださいね!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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